「時計坂」という町にある「一刻館」という名の古いアパートの住人・五代裕作と、管理人としてやって来た若い
未亡人・音無響子を中心としたラブストーリー。人より苦労を背負い込んでしまう世渡り下手な青年・五代裕作と、生来の鈍感さと亡き夫への操ゆえの真面目さ
を合わせ持つ美人管理人・音無響子の織り成す恋愛模様が、常識はずれの面々が住むおんぼろアパート「一刻館」を舞台に、高橋独自のリズミカルでコミカルな
展開で小気味良く描かれる。1980年代のラブコメディー漫画の金字塔として名高い作品である 。
お願い…一日でもいいから私より、長生きして…
1980年代のラブコメディー漫画の金字塔として名高い作品
80年代、一世を風靡した漫画「めぞん一刻」。僕はその漫画に登場する「音無響子」という人物をこよなく愛している。目を合わせるだけでまともに話せなく
なるくらいアイラブユーだし、毎日夜に電話をしたいくらいアイニジューだ。あのエプロンの紐姿の響子さんを何度後ろから抱きしめようと思ったか数え切れな
い程ある。正直この愛する気持ちは誰にも負けない自信がある、もし明日世界が滅びようとも響子さんを思えば別に滅んじゃってもいいかなって思うくらい大好
きだ。日本人たるものこのめぞん一刻は誰もが読んだ漫画であるとは思いますが、読んでいないアホな人もきっといますのでちょっと紹介したいと思います。頼
りのない浪人生、五代祐作が住むことになった一刻館の美人管理人、そして未亡人である音無響子との恋愛模様を描いた作品。基本的に、やきもちの管理人さん
と誤解ばかりされてしまう優柔不断な五代祐作との日常が繰り返されていきながら魅力的な登場人物が加わるほのぼのとした恋愛漫画となっています。ラブコメ
というジャンルを好きになる理由というのは大体、主人公かヒロインの事を好きになるかという点である。男性誌のラブコメにおいてはヒロインが漫画の魅力と
云っても過言ではない。そして僕が大好きなめぞん一刻のヒロイン様はラブコメ界のお姫様、恐らく揺ぎ無い不動のナンバーワンである。響子さんは本当に素直
な女性はない、高橋留美子という作家はこういうタイプの女性を描くのが本当に上手い。「本当は好きなのに素直にその気持ちを表せない」、「そのくせヤキモ
チ焼き」という感じの女の子の心情を描かせたら天下一品なのである。これでもかというくらい頻繁に登場する響子のヤキモチはその一つ一つ全ていじらしく描
かれていて、読者はいちいちくすぐられてしまう。最終回、桜舞い散るアパートの前で新しい命を抱きかかえ見つめる
2人を見てポツリと涙が頬を伝った。心の中で五代おめでとうと何度も抱きしめた、ここまでハッピーエンドで良かったと思えた漫画はない、やはりラブコメ界
において僕はこのめぞん一刻がナンバーワンなのである。
悲しみよこんにちは
アニメのめぞんと云えばやはりこの曲しかありません。まさに永遠の主題歌と云っても過言ではありません。今流行りの音楽もよいですが、それよりも永く人の
心に刻まれる青春の群像歌こそがアニメの主題歌に相応しい。それにしても響子さんの笑顔はいつ観ても癒されてしまいます、当時僕は中学生でしたが観た瞬間
「この人と結婚したい!」って思ってました。今も昔もその気持ちは全く変わっていません(笑)
Alone Again
24話のOPで実写劇場版の公開に合わせ、そのテーマ曲「Alone
Again」が使用され、このOPは諸般の事情で1回きりの放送となった。続く25話では以前のOPに戻された。これについては、番組の広報担当者が当時
のアニメ雑誌上で「曲の権利関係の調整が不十分だった」と、著作権上の問題であったと弁明している。しかしアニメ誌以外では事情説明がなかったため、情報
が伝わらなかった。また、当時プロデューサーの松下洋子は、「当時、安濃高志チーフディレクターの交代の時期で、制作現場はかなり忙しかったため、やむな
くめぞん一刻のキャラクターに不慣れな古瀬登を作画監督に起用したが、完成したOP、EDはキャラクターも似ていないし、色もパッとしないものになってし
まった、その為24話の視聴率はガタ落ちし、また不評の電話もあったため、即刻元のOPに戻すに至った」と語っている。ただしその後、27話で一度だけ挿
入歌として作品中で『Alone Again』が流されている
好きさ
正直あまり好きになれないOPです。めぞんらしさがあまり感じられないというか、「悲しみよこんにちは」があまりにもハマっていたというのもあって残念な
OP。それより映像のほとんどが響子さんと五代君というのも納得いかない。確かに主人公とヒロインを出したい気持ちも分かるが、めぞんという作品は脇役
あっての作品なので住民の方々をもっと出して欲しかった。最後のシーンで五代君と響子さんが何を話しているか物凄く気になって夜も寝れません。原作に確か
無かったシーンだと思うので。
サニー シャイニー モーニング
恐らくスタッフが入れ替わった頃のOPだった気がします。全体的に原作路線から可愛く、ポップな感じになる。個人的には後期の作画の方が好き。さてOPで
すが、これは前の「好きさ」に比べるとグッとめぞんらしさが滲み出ています。三鷹がOPで初めて登場したのも当時ちょっとだけ嬉しかった。最後のシーンで
見詰め合う五代と響子さんにソッとご飯茶碗を渡す四谷、何度見ても意味が分からないがこういった何気ないシーンが「めぞんっぽい」。四谷の行動、言動は凡
人には理解できないので。
陽だまり
めぞんと云えば「悲しみよこんにちは」ですが、個人的にはこっちの曲もめぞんと云えばな曲です。正直どっちも甲乙つけがたいくらい名曲で、今久しぶりに聴
くと鳥肌が止まりませんでした。めぞんの世界観に合わせて曲の2題目を使っている所はスタッフ流石だなと褒めてあげたいくらい。何より作画が本気なんで
す、どこで一時停止しても響子さんがあまりにも美しくてどれを画像にするかずっと悩むくらいでした。髪をかきあげるシーン、エプロンを結びなおすシーン、
住民が五代君を囲んで踊るシーン、惣一郎さんにほっぺを舐められるシーン。どれも素晴らしい。ちなみにカラオケでは必ずこの曲を歌います。「ひ〜らひ〜ら
花びらの舞う、春の午後には」の部分は立って踊っちゃうくらい大好きな曲です。(画像はひ〜らひ〜らの部分を使いました、響子さんの画像ばっかりになって
しまうので。ご了承ください。)
あした晴れるか
まるでうる星やつらを観ているような構成で最初は笑ってしまいましたが、何度も観ている内に違和感を覚えなくなりました。だけど歌はめぞんっぽくはありま
せんでした。
シネマ
誰ですかこのイケメンさんは。そして響子さんがあまりにも美しすぎる。五代君と響子さんが見つめあいながら歩くシーンは昔何度も見返した記憶があります。
喫茶店でまちぼうけのシーンや落ちて来る響子さんを支えるシーンが一瞬映りますが、めぞんファンには堪らないストーリーだったのでもうちょっと長く見せて
欲しかったと思ったりもしました。
Get Down
色々問題が重なって1話しか使われなかった幻のED。作画は原作を意識してシックな感じに仕上がっている。個人的にはかなりお気に入りの曲、映像なので1
話しか使われなかったのが惜しい。色んな響子さんが見られるのも素晴らしい。途中に「ハッピーアイスクリーム」と何回聴いてもそう聞こえるのですが本当は
何て言っているのでしょうか。知っている人いたら教えて下さい。まさかアイスクリームって歌っているのかな。違うよな・・・。
ファンタジー
原作に基づいたシーンだけで作られている珍しいED。だが若干、三鷹を押し過ぎのような気がする。響子さんと三鷹の横浜デートのほとんどがEDって、五代
君の立場がない。きっとスタッフに三鷹ファンが居たに違いない。(アニメの映像をそのまま使っている辺りが手抜きのような気がするが・・・違うだろう
な。)
サヨナラの素描
今改めて観るとまるで映像が「らんまのED」にあまりにも似ていたので驚きました。恐らくらんまの映像の元がこっちなんだと思います。
ビギン・ザ・ナイト
めぞんの最後のEDですが、作画の本気っぷりが半端ではありません。最後なんで頑張っちゃいました!テヘッ!なんてレベルでは片付けられない程素晴らしい
映像でした。1分30秒では足りないって思いました。OPの映像とEDの映像が少しリンクしているのも当時は感動していました。スタッフの愛を感じまし
た。